季織亭@経堂 - 東京ラーメン日和

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    季織亭@経堂

    訪問日2010.2.2

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    あれはちょうど10年程前、当方が経堂駅近くのマンションを借りて、一人暮らしを始めたときでした。その後間もなくして、『季織亭』がオープン。昼間は弁当を販売し、夜になると飲み屋に様変わり、そのときはラーメンが置いてあることさえ知りませんでした。

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    最近の『季織亭』の暖簾は最上部の写真で、一昔前の暖簾がすぐ上の写真です。昼夜を抜きにして、何かお気づきになりますでしょうか。

    正解は「拉麺」の文字が消えています。2009年1月19日から「蕎麦」という言葉で代用され、暖簾も一新されました。だからといって、蕎麦粉を使用しているわけではなく、真意のほどは不明です。何かヒントを探し出すため、暖簾をくぐり、店内に入ります。

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    お品書きをくまなく探しても、拉麺という文字は全く見当たらなく、小麦蕎麦に全て名称変更されています。軽く店内を見回すと、相変わらず、ラーメン屋には場違いとも思えるほどの、豊富な銘酒の品ぞろえに、酒飲みの私の心の弱い部分はくすぐられます。現在でも2階では「酒席処」として営業をしているとのことです。

    2008年9月30日の季織亭のブログには、こう記されています。
    「皆様もご存知のように世界的な小麦粉の高騰にともない今まで使用しておりました輸入オーガニック小麦粉の入手が困難となり当店の手打ち麺も変更を余儀なくされる事となりました。
     従来限定メニューとしてご提供させて頂いておりました国産全粒粉を使用した「麦そば」をメインの手打ち麺に変更させて頂くことに致しました準備が整い次第10月より少しづつではありますが、一部メニューと価格、グラム数の変更をさせて頂きます。より安全で安心できる材料を使用してお客様にご満足いただけるよう努力してまいりますのでご理解とご協力をお願いいたします。」後省略。

    これである意味、理由が合致しました。丸々引用しましたが、もう少し句読点があると、読みやすいと思います。余計なお世話ですが。

    さて、この日は前日の積雪が残っており、足の底から来る寒さに震えながら、この店に辿り着きました。この後の用事が差し迫っていたため、ゆっくりと撮影している暇がありませんでした。ラーメンに関しては全体像の一枚しかありません。ご了承ください。

    ●小麦蕎麦(天然塩)850円

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    ラーメン、ここでいうところの小麦蕎麦を食べるときは、今まで食べてきたラーメンの概念を取っ払って食べる必要があります。『麺創房 玄』や『七重の味の店 めじろ』などの塩ラーメンとの比較をしても、それ自体に何の意味を持たないということです。

    物事の基準というのは、人それぞれであり、人それぞれということは、その分に応じた通り数が存在します。ラーメンフリークも決して例外ではなく、ある店のラーメンを食べたその瞬間で、無意識のうちに、色々なラーメンを思い浮かべたりします。

    でも、浮かんでは抜け落ち、該当するものがない。すると、これは発見なのかと感じる反面、大事なものが欠落している駄目なラーメンなのかと悟ってしまうのが、この小麦蕎麦(天然塩)です。

    「国産小麦・全粒粉・木桶仕込みの醤油・EM玉子・雪塩…」。お品書きに羅列している文字だけ眺めていると、これだけでありがたみを感じ、「ありがたみ=おいしい」と頭にインプットしてしまうと、その瞬間にこのラーメンの本質を見失います。

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    では、味の話です。一種の恍惚境とも思える全粒粉特有の香りを放つ麺は、一本一本がその各自の存在を主張しており、噛み切るという表現に近い歯触り。そして、その咀嚼行為によってもたらすものは、小麦の自然な甘味。まさに、大地の恵みがもたらした味。

    一方、その麺が泳いでいるスープは、飾り気はないけど実直でほっとする味。ひきずりこまれるような郷愁さえ感じます。

    そして、最終的にそれらが口の中で融合して、妙味必淡の味覚を味わえる。もし仮に、栄養満点の感じがする風味というものがあるならば、この小麦蕎麦(天然塩)はその味がします。

    途中の記述で、「大事なものが欠落している駄目なラーメンなのかと悟ってしまう」とありますが、駄目なラーメンと述べたのは本心ではありません。ただ、大事なものが欠落している部分があるという点も一理存在します。つまり、一番重要なことは、それをこの店で自分自身が発見し、補うことで、小麦蕎麦を完成させることにあります。

    決して感動的ではないけれど、しみじみと心に沁みる味。他のラーメン屋との評価対象にはならないのは、ラーメンであってラーメンにあらず、なぜならば小麦蕎麦だから。そこに集約されているのではないでしょうか。

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    店名:季織亭
    住所:東京都世田谷区経堂2-5-14
    営業時間:12:00~15:00 18:00~23:00
    定休日:水曜日、第4曜日
    (現在変更の可能性あり)

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    こんばんわ

    なにやら深い話ですねぇ・・・
    確かに素材の表示で味を見失うことは
    度々あるんですが
    その一方、えっ!?と思うときも多数ありますよね。

    このお店・・・実は未訪なんですよね
    いつかは行きたいと思っているんですが・・・

    2010-02-03 22:31 | from マイノD

    マイノDさん

    コメントありがとうございます。

    深い話どころか書いている自分もよく分からなくなってますから(笑)
    でも、たしかに素材表示とは裏腹に、「えええっ!?」と思うときは、私も度々あります。

    経堂という場所は、他にも有名店が多数ある激戦区だけに、色々な誘惑が潜んでます♪
    感想楽しみにしてます!

    2010-02-04 08:59 | from ホワイトプルメリア(管理人)

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