鯛だしとんこつ 我武者羅@幡ヶ谷
初台のジムでトレーニングをするため、その前に近所で軽く食事を。到着時刻は11時半。パーソナルトレーナーとの待ち合わせ時間は12時半。十分時間があります。これからトレーニングを行うので、あまり重くない食事を選択すべき。
でも何を血迷ったか、この周辺に来ると、やはりラーメンが食べたくなります。木曜日なので『裏不如帰』の日…「代休のため6日は休み」の文字。フラれて、次に向かった先は『一福』。
この日の最高気温27℃。ジムに行く前から、相当汗をかいています。そして、『一福』も「休み」という残酷な現実を突き付けられます。ここまで来ると、意地でもラーメン以外で妥協はできません。時間は12時10分。そして、この店に辿り着きました。
ランチタイムはライスがサービス。鯛出汁の豚骨スープにライスを放り込んだら美味しいだろうなぁ、という想像だけに留めて、グッと堪えます。ちなみに、糖質(ライス等)と脂質を同時に摂取すると、脂肪がつきやすくなりますのでご注意を。
●コク塩 700円
初訪問なので、食券機の一番左上のメニューをオーダー。それが「コク塩」。粘度性が高そうです。
入店と同時に鯛の香りがしまが、実際スープを飲んでみると、鯛をあまり感じません。とろみがあり濃厚さがあるにも関わらず、それほどインパクトは強く感じず。でも、これが不思議と飲み進めていくうちに、旨味がジワリと湧き出てきます。
この遅れてくるタイミングの旨味が美味。丁寧に抽出された豚骨スープに、鯛は強く前面に出てきませんが、おそらく後ろで支えるように効いているのでしょう。そのため、上品な味わいになっています。
ただ、塩のエッジが出汁を上まっていたので、若干出汁を感じ取りにくかったです。
ストレートの麺は、細くも太くも無い中間に値します。そして、歯応えも可もなく不可も無い中間。スープとの相性は上々です。
チャーシューはウェイトの半分以上が脂身で占めています。もう少し赤味の部分を食べてみないと、何ともコメントができません。
具には、メンマ、茹でキャベツ・モヤシ、上から白胡麻が振りかけられています。キャベツの甘味は、ラーメン全体の印象を柔らかくさせます。総合的にみると、最初はワイルドかと思っていましたが、結論として上品な感じだったという印象です。
パーソナルトレーナーに「昼食は何を食べましたか?」と訊かれたので、正直に10分前にラーメンを食べましたと回答。呆れ気味で苦笑い…。その後、ラーメン分のトレーニングをしたことは、言うまでもありません。
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店名:鯛だしとんこつ 我武者羅
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5 弓ビル1F
営業時間:11:30~15:00 18:00~20:30
定休日:不定休
(現在変更の可能性あり)
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